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季節の健康トピック

健康に悪影響もたらすいびきに注意

豪快ないびきは、一見、熟睡しているサインのよう。しかし、実際には熟睡を妨げるので、なかなか疲れがとれなかったり、日中の強い眠気から仕事上のミスや事故なども起こしやすくなります。また、最近、急増している睡眠時無呼吸症候群を起こす危険性も高いので、ひどいいびきの常習者は、一度医療機関を受診してみることをおすすめします。

いびきってなぜ起こるの?

睡眠中に、何らかの原因によって空気の通り道(気道)が狭くなると、呼吸のたびにのどの粘膜が振動し音を発します。これが、いびきの正体です。気道が狭くなる原因には次のことが考えられます。

  • 肥満など――睡眠中に首の周囲の脂肪がのどを圧迫して、舌がのどの奥に沈下して、気道をふさぐことがあります。顎が小さい人も、同じ理由でいびきをかきやすいのです。
  • のどや鼻の病気(扁桃腺肥大、蓄膿症など)
  • 加齢

いびき改善プラン

軽症のいびきはちょっとした生活習慣で解消できることもあります。いびきを止めて、睡眠の質を上げましょう。

寝る時は横向き姿勢で

仰向けだと顎が沈下しやすいので、なるべく横向きで眠るようにしましょう。睡眠時無呼吸症候群の患者さんでも、軽症なら、これだけで症状が改善することもあります。

適度な運動で肥満の改善を

肥満は気道が狭くなる主要な原因なので、ウオーキングや水泳など、体に負担の少ない運動を定期的に行って、標準体重まで戻す努力を。極度の肥満や持病がある人は、運動を始める前に医師に相談しましょう。

アルコールは控えめに。ストレス解消も重要

自律神経の失調やストレス、アルコールの摂取などによっても、いびきが起こることがわかっています。自分なりのストレス解消法を持ち、寝る前の深酒は避けましょう。

恐ろしい睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、肥満した中年男性に多く、睡眠中の大いびきと呼吸停止を繰り返す病気です。

その原因は気道が狭くなること。それにより十分な酸素が脳に行き渡らなくなって、睡眠中の突然死や高血圧、心臓や脳などの大きな病気を引き起こす危険性が高くなります。また、昼間に眠気を起こし、死亡事故などの大事故を起こす確率は普通の人の約7倍とされています。

こんな人は注意!

  • 20歳代に比べ体重が20kg以上増えた
  • 睡眠時に大いびきと呼吸停止を繰り返している
  • 猛獣の雄叫びのように激しい、いびき

検査や治療の方法は?

検査 この病気が疑われたら、まず1泊入院のうえ、睡眠時の脳波、筋電図(筋肉の動き)、心電図、胸腹部運動、動脈血酸素飽和度などを測定する睡眠ポリグラフ検査を行います。センサーを多数装着しますが、苦痛を伴う検査ではありません。

治療 睡眠中に鼻にマスクをつけ、鼻から酸素を持続的に送り込んだり、マウスピースをはめて下顎を数ミリ前に出す方法などがあります。もちろん、肥満者では肥満の改善が不可欠です。


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